未来のミライ


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今回は未来のミライのレビューを書こうと思います

一緒に見た友達の感想も今回は乗っけます

 

反抗期中1の息子がプチ家出をした翌日に、この作品を息子と拝見しました。くんちゃんが食べ物飲み物をバッグにつめてから家出をするシーン、家出をすることを公言して内心止めてもらいたいシーン、人の話を聞かず一方的に自分の言いたいことを言うシーン、散らかしたものを片付けられないシーンなど、いちいち息子に当てはまり驚きました。今時の頼りないイクメンパパ、生意気な感じのワーキングママの様子も上手く描かれています。くんちゃんが困った時はご先祖様が要所要所で手助けしてくれる場面が、ご先祖様に見守られている感があって感動しました。色彩やストーリーが全体的にリメンバーミーに似ています。日本人もすっかり個人主義の人種になってしまいましたが、今一度家族や家系の大切さを感じさせたいという制作サイドの思いがあるのではないかと。また、個人的には曾祖父のバイクが宮崎駿のルパンにでてきそうな匂いと力の入れ具合を感じました。

 

次に友達の感想です

 

他の映画よりも、細田守氏のレビューが多いのが気になります。それもほとんどか低評価。こぞって投稿する意図でもあるのでしょうか。海外で高評価だった作品が、なぜ日本で低評価なのか。人は人種が違っても、同じ人間として感情を共有できるもの。作品の好みはあるにしても、辛辣なレビューには違和感がありますし、意図的に作品の印象をおとしたいのかなと感じます。この作品は素晴らしいです。くんちゃんのお母さんがオニババになるイラストは細田守氏のイメージから一瞬離れてしまいますが、ストーリー全体の創造性と表現力の素晴らしさが、そのような違和感を取り払います。子供がいてもいなくても、普通の人であれば、この作品に感動できる。人から生まれてきたひとならば、兄弟がいなくても、くんちゃんの気持ちに寄り添える、はずなのです 。

これで今回のレビューは終了させていただきます

見て下さりありがとうございます!